
企業の中で確かめること
企業の中で、支援や連携の話が進むか・止まるかを分ける7つのこと
NPOへの支援や連携の話 は、企業として意思決定をします。だから、社会貢献の担当者のほかに、いくつもの部署を通って決まります。どこで何を確かめられるのかを、COMPASSの9つの軸に対応させてみました。

企業の中で確かめられる7つのこと
1 団体が何者か(情報を公開していて、外から見て透明か)──主に確かめる人:総務・法務/経理・財務/税務/リスク管理
2 団体の実績(何をしてきて、何が変わったか)──主に確かめる人:サステナビリティ担当/広報・IR
3 団体に何ができるか(事業を進める力と、企業と一緒にできること)──主に確かめる人:事業部門/人事・人材開発
4 誰を支援しているか(支援の対象と、その課題の大きさ)──主に確かめる人:経営企画/サステナビリティ担当
5 どういう切り口で支援するか(その方法を選んだ理由と根拠)──主に確かめる人:サステナビリティ担当/事業部門
6 企業の担当者が共感できるか──主に確かめる人:担当者
7 企業の社会貢献の重点項目(マテリアリティ)と、団体の活動が合っているか──主に確かめる人:経営企画/サステナビリティ担当/広報・IR
9つの軸の正式な名称 1 社会課題の重要性・自社との整合性/2 解決策の信頼性・エビデンス/3 実績と成果測定の明確さ/4 組織の実行能力・ガバナンス/5 財務健全性と透明性/6 認定NPO法人の取得状況/7 社員接点創出の可能性/8 ESGレポート記載適合性(企業の統合報告書などに載せられるか)/9 レピュテーションリスク(評判のリスク)。9つの軸の下に、あわせて39の項目があります。
7つのことは、コネクティブ合同会社が企業との連携の提案・交渉(のべ300社以上)と、非営利組織の審査(のべ600団体以上)でみてきたことから整理しました。
社会貢献活動に担当部署がある企業は91%、経営陣による意思決定の場がある企業は58%(日本経済団体連合会「社会貢献活動に関するアンケート」2025年1月公表、回答153社)
診断のあと
診断結果を受けて、あなたのNPOの中で決めること
企業の中で確かめる人が部署ごとに違うように、団体の中でもタスクに対応する部門も分かれます。
診断レポートには、その分け方まで書いてお渡しします。

01
どこから手をつけるかを、理事と事務局が同じ図を見て決める
企業への効き目と、手のつけやすさで、直すことを並べた図をお出しします。診断結果の報告では、この図を見ながら順番を決めます。
手元に残るもの
改善の優先順位の図

02
直すことを、担当ごとに分ける
直すことごとに、担当と期限の案をつけます。団体の担当の方ひとりに集中せずに事務局、事業部、広報、代表等で分担できます。
手元に残るもの
担当と期限つきの改善案

03
企業への提案を組み直す
当たる企業の型と、提案書の組み立て方をお出しします。相手の重点項目に合わせて差し替えるところが、はっきりします。
手元に残るもの
狙う企業の型と、提案書の組み立て
サービスと料金
診断と伴走支援は、それぞれ単独でお申し込みいただけます
法人ファンドレイジング力診断
団体の現状を把握、手を打つ順番を決めたいとき
30,000円
税別・1団体あたり
回答シート
39問のアンケートにご記入いただきます
聞き取り
オンラインで1回ヒアリングをさせていただきます。公開情報は当社が集めて分析します
診断結果の報告
結果をご報告し、対話を通じてどこから手をつけるかを決めていきます
お渡しするもの
法人ファンドレイジング力診断レポート、手を打つ順番
法人ファンドレイジング 伴走支援
企業への提案まで、一定期間一緒に進めたいとき
50,000円/月
税別・1団体あたり
期間は原則3か月間
4か月目以降はご相談ください
1か月目
直す順番と担当者を固め、活動の成果を企業に伝わる言い方に直します
2か月目
企業への提案書の手直しやアタックリストの整備等を一緒に作り込んでいきます
3か月目
営業ファネル構築やアプローチの最初の連絡文面を作ります
毎月
オンライン面談(月2回・各60分)、提案書などの添削・フィードバック、メールでのご相談
診断の後に伴走支援に進むことも、伴走支援だけをご依頼いただくこともできます。
他の支援との違い
研修やコンサルティングと、どこが違うか
どれも役に立つ支援です。ご要望に応じて組み合わせて使い分けることもできます。
支援のカタチ
ファンドレイジングの研修
一般的なコンサルティング
自己診断のセルフチェック
向いていること
寄付・会費・助成金・企業からの支援まで、財源づくりの考え方と型を体系立てて学べる。ほかの団体の人とも話せるので、担当になって最初の一歩に向く
団体の事情を聞き込み、人・お金・広報など広い課 題を整理して、計画づくりから実行まで数か月単位で一緒に動いてもらえる
規程・理事会・決算の公開など、整っている点と抜けている点を、費用をかけずに自分たちのペースで洗い出せる。毎年の点検にも使える
COMPASSで加わること
学んだ型をあなたのNPOに当てたとき、企業のどの部署で何を聞かれて止まりそうかを、企業からの支援に絞った39項目で採点し、直す順番までお出しします。
企業との提案・交渉(のべ300社以上)と非営利組織の審査(のべ600団体以上)を重ねた会社が、企業の社内で確かめられるポイントで見ます。結果は、いまの伴走の議題にも使えます。
回答を、ホームページ・事業報告書・決算と突き合わせ、企業の担当者が読んだらどう受け取るかで採点し直します。直すことには、団体の中の担当と期限の案をつけます。
NPOを支援する側の使い方
NPOの「企業からの資金調達力強化」を、NPOの支援策にできます
休眠預金事業の資金分配団体・助成財団・NPO中間支援組織のみなさまには、支援先・助成先団体への支援としてお使いいただけます。
資金分配団体
休眠預金等活用事業
実行団体の、組織基盤強化を目的とした支援策として
企業からの資金調達に向けた準備を、実行団体ごとに診断します。伴走支援全般はこれまで通りプログラム・オフィサーが担い、法人ファンドレイジング力強化の部分を当社に任せる、という分け方ができます。
助成財団
助成金+組織基盤強化など
助成金を活用する助成先団体の、整備・強化するポイントを掴む
助成先が、企業からの資金調達力を強化するために何を整備・強化するかを具体的に決められます。月ごとの実施報告、助成期間完了時のまとめ、助成期間の組織基盤強化の振り返りに使えます。
中間支援組織
地域のNPOセンターなど
NPOの法人ファンドレイジングの相談時に、その団体へのアドバイスの材料として
研修や相談のあと、団体ごとに個別に見られます。また、いくつかの団体を同じ軸で見ると、地域の団体の支援ニーズを把握することができ、研修等支援策を決める材料にもなります。
診断レポートは、支援先の団体と、支援するみなさまの両方に同じものをお渡しします。同じレポートを見ながら、支援先と次の一手について話ができるようになります。
